留学生との面談は、この仕事の醍醐味です

こんにちは!ASIA Linkの小野です。

私たちASIA Linkの仕事の中でも、とくに重要なのが「留学生との面談」です。
これが、本当にすばらしく楽しくて充実した時間なのです。
留学生から聞く話は、まさに「知」の宝庫。
そして私自身のカルチャーや精神をゆさぶってくるものでもあります。

この時間があるから、仕事がどんなにハードでも、この仕事は辞められないのです。

ASIA Linkには、年間約1,500人の留学生から新規に登録がきます。
ここ数年は、全国の大学から留学生が登録してくれるようになり、面談は基本的にSkypeやZoomを使ってオンラインで行っています。
(写真は、創業3年目くらいの時のもの。当時はオフィスに来ていただいて面談することのほうが多かった)
ASIA Linkには、留学生専門のキャリアアドバイザーが、私を含めて3人おり、3人とも前職は日本語教師です。この3人で分担しながら、日々、留学生との面談を行っています。

面談は1対1で、一人30分から最大1時間で行います。
この短い時間で、初対面の留学生にできるだけリラックスしてもらい、たくさん話してもらうことができるかが、私たちの力の見せどころです。

私たちは職業紹介会社ですので、面談の目的は、 続きを読む →

留学生に活躍してもらうには? 人事・労務管理の留意点(ASIA Linkレポート)

ASIA Linkの小野です。

企業が外国人留学生の正社員採用を考えるとき、特に大きな壁となるのが、「果たして長く定着して活躍してくれるのだろうか?」という不安です。

もちろん日本人学生でも、3年以内離職率は3割強ですので、新卒の3人に1人は3年以内に離職している訳ですが(※厚生労働省:新規学卒就職者の離職状況(平成29年3月卒業者)参照)、「外国人」=「ジョブホッピングをする」(短期間に転職を繰り返して技能や賃金の向上をめざす働き方)というマイナスイメージを持っている方は多いと思います。

確かに、日本人学生の離職理由と、外国人留学生のそれとを比較すると、外国人留学生のほうが離職につながる理由・要素が多く、結果的に外国人留学生のほうが「定着」を阻害するリスクが高いというのは現実としてあります(留学生の離職理由については、後日ASIA LinkレポートとしてUP予定です)。

しかし、私たちASIA Linkがこれまでに見聞きしてきたり、ご相談を受けたりしてきた、外国人社員の様々な離職事例を見ていくと、受入れ企業側の体制や考え方にあと少しの工夫があれば離職にはつながらなかっただろう、というケースがとても多いことがわかります。
また、日本人社員の定着が良い企業は外国人社員の定着も良く、その逆もまたしかりである、という事実も見えてきます。

今回のレポートでは、せっかく採用した優秀な留学生に、長く定着してもらい、実力を発揮して元気に活躍してもらうために、企業側が留意すべき点について、簡単にまとめました。
留学生の採用をこれから進めていきたい、という企業関係者の方々の参考になりましたら幸いです。
また、日本人社員が働きやすい会社は、外国人社員にとっても働きやすい、という観点からも、何かしらの気づきがあるのではないかと思います。

留学生に活躍してもらうには?人事・労務管理の留意点(ASIA Link2021.02)

なお、 続きを読む →

留学生からの就活に関する質問にお答えします!

こんにちは。ASIA Linkの井上です。

毎月第三土曜日に開催しているオンライン就活セミナー「就活ゼミ」のアンケートから、留学生の多くが疑問に思っている質問についてお答えします!

Q1:大手企業と中小企業で選考内容や採用基準が違いますか?
A1:ひとことで大手・中小と言っても様々な企業がありますので、全ての企業に当てはまる訳ではありませんが、選考内容は大手の場合、選考に応募する学生の人数が非常に多いことから書類選考(ES)や筆記試験の合格基準がとても高くなります。日本人も外国人も区別なく選考しますので、日本人学生と同じレベルの言語力や筆記試験の点数が必要です。中小企業も書類選考や筆記試験がありますが、海外営業職など留学生向けの求人の場合は、「参考までに点数を見る(あまり高い点数でなくても良い)」という傾向があります。

また、採用基準も大手と中小で違いがあります。大手の場合は多くの企業が「総合職採用(ジョブローテーションをして、様々な部署の仕事を経験する働き方)」をしていますので、様々な部署でどのような仕事でも実力を発揮してくれる学力・論理的思考力・言語力・忍耐力・コミュニケーション力などが総合的に高く、バランスの良い学生が採用されます。一方、中小企業では人材を採用する目的がはっきりしていることから、配属先での仕事により合っている人(例えば、中国にビジネスを広げたい企業の場合、中国語と日本語がビジネスレベルで、どんどん出張に行けるフットワークの軽い人など)が採用される傾向があります。様々な仕事に挑戦したい人は大手、海外営業をやりたいなど明確にやりたいことが決まっている人は中小の方が向いている可能性があります。

Q2:競争相手となる日本人学生と外国人留学生の強みの違いを知りたいです。
A2:日本人学生の外国人留学生に対する強みは 続きを読む →