留学生の就職支援者が「雇用主の視点を持つ」ということ

こんにちは!ASIA Linkの小野です。

今日は、学生の就職支援という仕事を行う立場として、「雇用主の視点を持つ」ことの重要性について書きたいと思います。

私は10年前にASIA Linkを創業する以前は、日本語学校と専門学校で日本語教師をしていました。雇用される側、つまり従業員として、所属機関から毎月決まった給与をいただきながら、留学生に日本語の授業を行っていました。
担当クラスの留学生からは、時々卒業後の就職についても相談を受けました。その頃の私は、教育機関以外の民間企業で働いた経験がなく、社員の採用に関わる業務を経験したこともなく、留学生と一緒に「業界・職種研究」の本を読んだり、一緒にネットで企業情報を調べて、簡単なアドバイスをするというレベルの対応しかできませんでした。

当日の留学生には、本当に力不足で申し訳ないことをしたと今でも思っています。

この不甲斐ない想いも一つの原動力となり、ASIA Linkという留学生就職支援会社を創業したわけです。
創業後は、とにかく日々あちこちの企業を訪問し、企業の経営者や人事担当の方々と接する中で、留学生の就職支援を行うための様々な知識・スキルを身に着けていきました。

しかし、留学生の就職支援を行う中で、私が最も役に立ったと感じているのは、 続きを読む →