入管法改正案の動きについて考える

こんにちは。ASIA Linkの小野です。
ここ連日のように報道されいている、入管法の改正案について、複雑な苦しい思いでニュースを見ています。

日本の難民認定のあり方については、「認定数が少なすぎる」という表面的な数字だけで論じることはできないことは、私も実感としてわかります。

実際に、2018年1月の制度改正までは、難民申請中はアルバイトができるという制度がありました。そのため、学校卒業間近になっても就職先が見つからない一部の留学生の中には、日本でのアルバイトを続けるために安易に難民申請をするという動きもみられました。
私も実際に、数か月かけて正社員としての就職サポートを行っていた留学生から、「難民申請してバイトをするので、もう就職サポートは必要ありません」と言われ、ショックを受けた苦い経験があります。
(ただ、2018年1月の制度改正により、難民申請中のアルバイト(就労)が禁止となってからは、上記のような留学生には一度も会ったことがありません。)

 

私が、今回の入管法の改正案の動きに苦しさを感じるのは、 続きを読む →