こんにちは!小野です。
コロナもやっと治りまして、この週末は書斎にこもって、ASIA Linkの取引先メーカーさんの製品や技術内容について勉強しました。
留学生に、そのメーカーさんの特徴や魅力を伝えるためにも、私たちコンサルタントがなるべく深く理解しておくことは重要です。
あ、ちなみに週末も仕事してるんだと思われるかもしれませんが、メーカーの製品とか技術内容を調べるのが好きすぎて、私にとってはもう半分趣味です笑。
ただ、好きとはいえ、メーカーの製品や技術は本当に様々で、奥が深く、私のような文系出身者にとって理解は容易ではありません。
たとえば、モーターの中に入っている「モーターコア」のメーカーさん。
外から見ると金属のかたまりに見えますが、実際には薄い金属版を何層にも積み重ねて作られています。
なぜわざわざこんな大変な作り方をするの?
手間かかってるな!
初めて見たときは、とても不思議でした。
これは、絶縁された板を積み重ねることで、モーターコアの中で渦電流が起きにくくなり、モーターの電気効率が上がるからなのですね。
考えた人は本当に頭がいいですね。
そして、塩麹を作っているメーカーさん。
私も先日「塩麹漬け豚肉のソテー」を美味しく食べましたが・・・。
でも、なんで美味しくなるの?
これは、麹には発酵する過程でたくさんの酵素が含まれ、この酵素がたんぱく質を分解したりして、お肉がやわらかくなったり、うまみが引き出されたりするのですね。
麹ってすごい。
食べてるのは日本人だけかと思ったら、海外でも塩麹は人気が出ているのだとか。
たしかに、おいしくて体にもいいものが好まれるのは世界共通ですね。
そして、紙を作るときに必要な薬品を作っているメーカーさん。
あれ?紙ってパルプから作られるって習ったけれど。
薬品も入ってるの?
たしかに紙はパルプから作られますが、できあがった紙は、段ボールのような固くて丈夫な紙もあれば、トイレットペーパーのように水に溶ける紙もあれば、ティッシュペーパーのように水に溶けない紙もある。
新聞紙のように印刷に適した紙もありますね。
なぜこんなにいろいろな特徴を持つ紙が作れるのかというと、製紙の過程で様々な薬品が付加されるからなのですね。
じゃあ、食べられる紙とかも作れるのかな?(ヤギではないけれど)
人間の、新しいものを作りたい!もっといいものを作りたい!という情熱のすごさに、改めて感じ入りました。
私にとってはとても楽しい週末になりました。