タイ人の元留学生とランチ

こんにちは。ASIA Linkの小野です

今日は、タイ人の元留学生と新宿でランチをしてきました。

ASIA Linkからの紹介で、数か月前に都内の専門商社へ入社した方です。
入社後も、電話やメールで時々連絡を取り合っていましたが、お顔を見ながら最近の様子を知りたいな、と思い、私のほうからお誘いしました。

紹介して終わり、ではなくて、やはり入社後もずっと、留学生の様子は気になるものです。
元気かな?がんばっているかな?社内のみなさんとはうまくいっているかな?
何か悩んでいたりしないだろうか?

直接会って元気な顔を見られると、やはりホッとして嬉しいものです。

新宿駅南口の改札前にある、お花屋さんの前で待ち合わせ。
彼女は私を見つけると、笑顔で駆け寄ってきてくれました。

ランチを食べながら、まずは女子同士のたわいのないおしゃべりから始まって、だんだんお仕事のことも聞いてみます。
彼女は、タイの一流大学で学び、タイの日系企業で勤務した後、日本に留学して日本語学校で日本語を学びました。英語はビジネスレベルですが、日本語はまだ学習歴が短く、流暢ではありません。

日本語力がまだ足りないことに苦労しながらも、彼女は持ち前の地頭の良さとガッツ、そして日系企業での勤務経験を生かして、着実に力を付けている様子でした。
彼女は、その専門商社のタイ支社のマネジャー候補として採用されたので、会社側としてはできるだけ早く業務を覚え、タイ支社へ行ってマネジャー業務についてほしいという思いがあります。

そのプレッシャー、業務を覚えるために求められるスピード、日本語力が足りないことへのもどかしさ等がありながらも、意欲的に取り組む彼女のモチベーションはどこから来るのか?
私は率直に聞いてみました。
すると、このような答えが返ってきました。

「私を指導してくれている上司は、大変仕事に厳しい方です。でも、その厳しい指導は、仕事を進める上で大変的確で、また、仕事への姿勢も学ぶところが多くあります。私は、この上司から、一つでも多くのことを学びたいと思い、日々がんばっています。」

何だか、背筋が伸びる思いでした。