明けましておめでとうございます

ASIA Linkの小野です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
まずは、能登半島地震で被災された方々にお見舞いを申し上げます。

2024年、みなさまはどのような始まりを迎えられましたか?
私は家族とともに、妹家族が住む伊豆高原で年越しを過ごしてきました。
(写真は妹のパートナーが作ってくれたおせちです)

いつもの年越しは、「紅白」を見て寝る、というのが我が家の定番なのですが、私は昨年4月からMBAの社会人大学院生で(このいきさつはいずれご紹介しますね)、レポートやら修論計画書やらが気になって、先行研究の論文を読みながら年越ししてしまいました。

今年は大学院2年生になりますので、修論に取り組んでいきます。
読むのも書くのもきらいではないのですが、とにかく「遅い!考えてばっかりで時間がかかる!」のが私の弱みであり克服したい課題です。
読みたい(読まねばならぬ)本や論文が山積みです。

昨年の大学院1年の授業の中で、論文の要旨をまとめ、その内容をさらに批判的に分析するという作業を経験しました。
論文の内容を理解するだけでも精一杯で、さらにその本質をつかんで要約することに頭と時間をこんなにも使うのかと途方にくれました。
本や論文に書いてあることは、私にとって初めて知る理論・概念ばかりでした。
英語の論文にも四苦八苦しました。
これまでの勉強不足が身に染みた8か月間でした。

ただ、社会人として実務経験を積んできたからこそのメリットも、強く感じています。
大学院で初めて知った理論・概念の多くは、すでに仕事の中で実践しているものとの共通項がありました。
私は理論や概念として体系立てて捉えることはできていませんでしたが、仕事をする上で試行錯誤しながら自分で生み出した考え方が、実際に理論や概念として名づけられているのを論文で見たとき、「ああ、これだったか」と。
自分がやみくもに進んできた道を、先人たちの論文が「理論」という明かりで照らしてくれたような、そんな気持ちでした。

今年は、自分自身を鼓舞するためにも、自分が昨年読んだ、そして今年読んでいく本や論文のレビューを、ブログに書いていきたいと思います。
分野は、「経営学」「キャリア論」「雇用・人事制度」「組織行動論」「人的資源管理論」「人材育成」「人材採用」「定着」「製造業」あたりがキーワードです。
そして、私自身の専門である「外国人の雇用・採用・就職」ももちろんキーワードになります。

一番は自分のモチベーションUPのためですが、上記の分野に興味のある方々にとっても、お役にたてるレビューが書けたら嬉しいです。
時々ブログを覗いていただいて、そしてもし良いレビューが書けていたら「いいね」をつけていただけると、励みになります。

というわけで、今年一年の目標の宣言でした。
どうぞよろしくお願いいたします!