第1回「教職員のための外国人留学生就職支援研修会」レポート

1.開催のいきさつ

外国人留学生が日本で就職しようとするとき、彼らを様々な角度から応援できるのが、「教員」「キャリアセンター等の学校職員」「就職支援機関(ハローワーク等の公的機関や、民間の職業紹介企業)」です。

かねてより、この3者がもっと互いの情報や経験・知見を共有すれば、留学生により役立つ指導・支援ができるのではないか、と考えていました。
実際に、私たちが仕事をする中で、キャリアセンターの職員や日本語教師の方々、日本語学校の校長先生たちと接する機会が多いのですが、
「同じ大学なのに、職員と教員の距離が遠いのが悩み」
「他の学校はどういう取り組みをしているのか知りたい」
「企業側の採用意図がわからないので、留学生の面接指導が手探り」
と言った悩みを聞いていました。

また、私たちのオフィスに就職相談に来る留学生の方々からは、
「就職についてだれに相談したらいいかわからないので、同じ国籍の留学生のSNSで情報を得ている」
「エントリーシートの書き方がわからず、キャリアセンターに相談に行ったが、自分で調べてくださいと言われた」
「責任ある仕事に早く就きたいので中小企業を希望。先生に相談したら、なぜ大手企業にチャレンジしないの?と言われた」
といった声をしばしば聞いていました。

実際に、私たちASIA Linkのような民間の就職支援会社を利用するのは、留学生の半数もいないでしょう。大多数の留学生は、自分が受講している授業の先生や、自分が通っている学校で行われるガイダンスや企業面談会のほうが、身近な存在だと思います。
そんなことを、社内のメンバーで議論しながら、「教員も職員もいっしょに参加できる研修会があれば」「ないなら、自分たちでやろう」ということになりました。

昨年、文科省の科研成果をもとに行ったセミナーを一緒にやらせていただいた、国士舘大学の横須賀先生にご協力いただき、先週の2017年11月24日(金)に国士舘大学世田谷キャンパスを会場に、「外国人留学生就職支援研修会」を開催しました。

2.参加者の顔ぶれ

初開催にもかかわず、29名の方々が当日参加してくださいました。
*大学・専門学校のキャリアセンター等の職員 12名
*日本語教師 13名
*日本語学校校長 1名
*日本語学校のキャリア支援担当教員 1名
*日本語教育会社経営者 1名
*留学生の就職を研究中の大学院生 1名

お忙しい中ご参加くださった方々、本当にありがとうございました。
また、参加募集期間中に、多くの教職員の方々からメールやお電話をいただきました。
「授業と重なっていて参加できない。あとで内容を教えてもらえないか」
「学内行事があり参加できない。近々同内容でないのか」等々。

特に教員の方々からは、土曜日に開催してほしいとの連絡を多くいただきました。今回は申し訳ありません。今後土曜日の開催も検討していきます。
また、近々開催はないかとの問い合わせもいただきましたが、次回は来年の6月頃を予定しています。

ただ、少しでも多くの方に内容をシェアしたいと思いますので、文字だけですべてはお伝えできないと思いますが、以下になるべく詳しく当日の内容をご紹介させていただきます。

3.プログラム

1.講義①
*外国人留学生の日本における就職の最新動向
*日本企業が留学生に期待する役割と、求める能力とは

2.ワークショップ
*日本での就職活動における、留学生ならではの課題とその支援方法

―休憩―

3.講義②
*留学生の就職指導・支援に際してのポイント
*就活を乗り越えて日本企業に就職した留学生内定者の事例

それでは、以下、講義①から順番に内容を記載します。

4.講義①


日本で就職したい留学生を取り巻く3つの存在が、「キャリアセンター」「教員」「就職支援機関」です。
それぞれに役割があり、それぞれが持っている情報・経験・知見は少しずつ違います。
「キャリアセンター」は留学生が通う学校の一番身近にある、就職への入口です。
「教員」は、留学生が就職活動を始める前の低学年の時から、授業を通じて接点を持ちます。
「就職支援機関」は、留学生を採用したい企業の生の声に日々接しています。また、留学生の就職の「その後」も知っています。
これらを共有することで、留学生を支援する3者がさらにブラッシュアップしていけると私たちは考えます。


毎年、法務省入国管理局が発表している、留学生の就職状況のデータです。
1年間に、留学ビザから新たに就労ビザに切り替えた人が何人いたかがわかります。つまり、留学生が1年間に何人日本で就職したかを示しています。
平成28年の1年間では、19,435人の留学生が日本で就職したことがわかります。この3年間の伸びはとくに大きく、今年(平成29年)は2万人を超えることは確実です。


それでは、留学生の就職希望者は、ほぼ就職が決まっているのか?というと、そういう訳ではありません。
平成27年度に教育機関を卒業(修了)した留学生は42,643人いました。その年に行われた進路調査によると、63.6%の留学生が「卒業後日本で就職したい」と答えています。
そして、平成28年の1年間で実際に就職した留学生は、さきほどのグラフにあった19,435人。ざっくりした計算ですが、就職希望者のうち、約30%(約8,000人)の留学生は就職が決まらなかったことになります。
また、私たちのところに登録がある留学生に対しては、フォローアップのため定期的にお電話しているのですが、就職が決まった留学生の中には、本来の希望とは違う仕事内容の企業へ就職が決まった留学生が一定数おり、ビザが切れてしまうのでやむを得ず内定承諾した、という人もいます。
多くの留学生は、最終的に納得のいく企業へ入社したと思いますが、残念ながらそうではない留学生も、この就職者数には含まれていることを念頭に置いておきたいと思います。


私たちは、留学生の就職支援を行う者として、留学生の就職を難しくしている要因は何なのかを、掘り下げてみる必要があると思います。
様々な要因がある中から、特に重要な6つの要因を挙げました。
(ここでは、「留学生本人が就職活動をやろうとしない」「基礎的な能力が低すぎて就職できるレベルに達していない」といった要因は入れていません)
1~4の要因は、留学生の努力ではどうにもできないものや、企業側の課題、日本社会の課題とも言える要因ですが、5と6の要因は違います。
「企業のニーズを知る」「企業視点を持つ」ということは、留学生自身に求められるものであり、私たち就職支援者がサポートできる部分でもあります。


それでは、「企業視点を持つ」とはどういうことなのでしょうか?
逆に、「企業視点がない」とはどういうことなのでしょうか?
この図は、留学生の就職目的について、カテゴリー化してみたものです。
左側の「自分視点」に偏るほど、就職は決まりにくくなります。
この図で挙げた4つの就職目的のパターンは、私たちのところに相談に来る就職苦戦中の留学生の典型例です。
私たちは彼らに、「本当にこの就職目的だけでよいのか?」と問います。
「企業は、なぜあなたを採用したいと思うのか?あなたにどのような役割を期待しているのだろうか?」と問います。
もちろん、人間だれでも自分のために生きていますから、この4つの就職目的自体がすべて悪いとは言えません。
ただ、ここに企業視点が入ってこないと、企業はあなたに給与は払いませんよ、ということです。


では、「企業視点」とは何でしょうか。
企業のニーズは何なのでしょうか。
日本企業が留学生にどのような役割を期待しているのか。そのために、どのような能力・マインドを求めているのか。
これから、具体的な企業の事例を見ながらご説明していきます。


日本企業が留学生にどのような役割を期待しているのか。
これは、大きく4つのパターンに分けることができます。
以下に、それぞれのパターンごとに事例を見ていきましょう。






3のパターンの事例については、留学生に現地幹部候補としての役割を期待する専門商社と、海外協力工場の開拓・連携を期待するメーカーの2社を提示しました。


4つの企業ニーズをもとに、改めて留学生の就職目的について考えてみましょう。
さきほどの留学生の「自分視点」に「企業視点」が入るとどうなるでしょうか。


「企業視点」のところに、留学生の就職目的の例を加えてみました。
これは、私たちがサポートしている留学生のうち、企業で就職が決まっていく留学生の方々の就職目的の一例です。
「自分視点」と「企業視点」が交わっています。
オフィスに就職相談に来るときから、すでにこの就職目的を持っている方もいれば、何度か面談や電話等で相談を重ねるうちにこのような気持ちになっていく方もいます。
ただ、ここで気を付けたいのは、こういう就職目的を履歴書の志望動機欄に書いたり、面接のときに言えば、内定が決まるという訳ではない、ということです。
表面的な言葉ではなく、留学生自身が本当にこう思っているのか、ということが重要だからです。
本心からこう思っていなければ、面接ですぐに見抜かれますし、万が一入社が決まったとしても、お互いにミスマッチとなり長続きはしないでしょう。

では、どうやったら留学生が自分自身で「企業視点」を持てるようになるのでしょうか。
これは、特効薬も近道もありませんし、方法も一つではないと思います。
私たち支援者みんなで、考えていきたい問題でもあります。
ただ、一つだけ確実に言えることは、企業側の意図・想いを「知る」、ということは必ず出発点になるということです。
知らなければ始まらない。
まずは知ることからすべてが始まります。

5.ワークショップ


参加者が4~5名のグループに分かれ、グループワーク形式でワークショップを行いました。
まずは、自己紹介から。

続いて、最初のお題でワークショップの開始です。


就活を取り巻く留学生ならではの悩み、直面する壁、つまづく要因について、各自がポストイットに思いつくままに書いていきます。
その後、グループでシェアしながらカテゴライズしたり、その理由や背景について議論を進めます。
ディスカッション後、3つのグループに発表していただきました。




続いて、二つ目のお題によるワークショップに移ります。


教職員の立場から見た、留学生支援の課題と、考えられる取り組みについて、意見を出し合いました。



6.講義②


ワークショップのあとは、まとめとなる講義②を行いました。



「日本」という外国で就職活動を始める留学生にとって、その不安は計り知れないものがあります。
そして、その不安や悩みも、一人一人違います。
勇気を出してキャリアセンターへ相談に行ってみたが、日本人学生と同様の一般論や無難なアドバイスしかもらえず、自分の悩みや不安は分かってもらえないと感じて相談に行かなくなってしまう留学生も少なからずいます。
まずは、留学生の悩みや不安に寄り添う姿勢が最も重要です。


それでは、留学生の悩み・不安の代表的なものとして、この4つについて指導・取り組みの方法を見ていきましょう。


留学生は、この日本人社会の中で、留学生の自分にチャンスがあるだろうか、という不安を抱えています。
就職活動を進める中で、「外国人は採用していない」という理由で不合格になるという経験もします。
こういうことが続くと、「この会社は留学生を採用したいだろうか?」と疑心暗鬼になってしまい、最悪の場合就職活動を諦めてしまう人もいます。
また、留学生は「外国人としての強みを生かし、会社の中で存在感を持って活躍したい」と考える人が多いのが特徴です。しかし、企業説明会などで採用担当者から、「私たちは日本人も留学生も区別しません」と言われると、「ああ、この企業では留学生である自分にチャンスが回ってくることはないだろう」と感じてしまうのです。


このような留学生への指導・取り組みの工夫は、2点あります。
まず、留学生向け求人を探す様々な方法を指導することです。
そして、このような留学生は「日本人しか採用しない企業を受けたくない」と思うあまり、業界や職種を自ら極端に狭めてしまうこともあります。
実際には、今や企業規模や業界を問わず多くの企業が留学生採用に積極的になっており、視野を広げるよう指導していくことも留学生にとって有益です。


就職したい企業で在留資格(ビザ)が取れるかどうかは、留学生にとって非常に気になる問題です。
私たちのところに就職相談に来る留学生で、中小企業=就労ビザが取れない、と誤解している人が一定の割合でいます。
就労ビザの取得要件は、企業規模の大小ではなく、本人の専門性(専攻分野や言語能力等)と業務内容の整合性です。
そこを誤解のないように、留学生に伝えていく必要があります。


日本=マナーが良い国、というイメージがあるせいか、就職活動においてマナーや敬語を気にする留学生は多いです。
日本語教師の方や、専門学校の就職指導の先生方からも、「うちではビジネスマナーと敬語に力を入れて指導しています」というお話を伺うこともあります。
もちろん、最低限のマナー(時間を守る等)や、相手を不快にさせない言葉遣いを身に付けておくことは必要です。
しかしその一方で、就職活動中の留学生を見ていると、マナーや敬語を気にしすぎるあまり、本来の自分らしさが出せなくなってしまっているケースもよくあります。
模範解答のような型にはまった面接を行い、その結果自分がどういう人間であるかを面接官に伝えられずに不合格になるケースもあります。
指導・取り組み方法としては、何のためのマナー・敬語なのか、という問題の本質を伝え、必要以上にそこにこだわらずに面接で力が発揮できるよう指導することが大切です。


自分が応募したいと思う企業を見つけ、履歴書の書類選考も合格したら、次は面接です。
ぜひ面接を突破して内定を得てほしいと思いますが、ここにもいくつかの落とし穴があります。
すべては、「企業視点」を持てていないことからくる失敗です。
選考で陥りやすい失敗をいくつかご紹介します。


面談に来る留学生の中には、「貿易の仕事がやりたいです」と言う人が一定数います。
「貿易」とは輸出入の総称であり、業界名でも職種名でもないため、「貿易の仕事がやりたい」だけではどの企業を受けたらいいのかもわかりません。
よく話を聞いていくと、「貿易がやりたい」=「輸出入に関わる書類の作成など」=「貿易実務」という意味で使っている留学生が多いです。
貿易実務は、日本人でもできる仕事であり、貿易実務のためだけに留学生を採用する企業はめったにありません。
「貿易がやりたい留学生」は企業ニーズと合わないのです。


「貿易の仕事」=「商社の仕事」だと思っている留学生も多いです。
商社が求める人材は「貿易がやりたい人」ではなく、国内外を飛び回って顧客同士のビジネスを作ったり、新たなビジネスを生み出したりできる人材です。


日本語が堪能な留学生にとっては、自分の最大の強みを語学力だと感じるのは自然なことです。
そして、語学力を生かす仕事=翻訳・通訳だ、と考える留学生も多いです。
しかし、企業は通訳・翻訳の業務のためだけに、留学生を正社員で雇うことはめったにありません(日本企業の海外支社では、通訳・翻訳のポジションで多く求人があるため、留学生が誤解をしてしまっているケースもあります)。
通訳・翻訳業務が一部含まれることはありますが、企業は留学生本人が直接海外の顧客を増やしたり、海外の調査をしてくれることを期待しているのです。


就職相談に来る留学生の中で、「大手企業に就職したい」という方は少なからずいますが、必ず理由を聞くようにしています。
その際によく出てくる答えが、「大手企業はグローバルにビジネスを行っているが、中小・中堅企業は国内のビジネスだけだから留学生が活躍できないでしょう」というものです。
当然のことながら、グローバルにビジネスを展開している中小・中堅企業はたくさんあります。
また、日本の中小企業の定義は、例えば製造業の場合、従業員300人以下、または資本金3億円以下の企業を指します。
しかし、留学生が「中小企業」と聞いたとき、「家族経営のような従業員数人の企業」だと連想することもよくあるのです。
「大企業で働きたい」という留学生に、「大企業というのは、社員の人数が何人くらいをイメージしていますか?」と尋ねると、
「100人くらい」という答えが返ってくることも多いです。
私たち支援者は、言葉の定義も押さえながら、留学生に正しい情報を伝えていく必要があります。


「私は母国と日本の架け橋になりたいです」
よく留学生から聞く言葉ですね。
企業の採用担当者からすると、「面接で何十回も聞かされる言葉」になってしまい、まったく印象に残りません。
きれいな言葉を使おうと、「架け橋」「グローバル人材」「貴社の発展のため」「世界平和のため」・・・と抽象的な言葉を使ってしまう留学生は多いですが、
「具体的にどんな架け橋になりたいのか?」
と、掘り下げて考えるよう指導することが大切です。

7.さいごに

研修会当日は、上記の講義の最後に、講義①で紹介した5社の企業事例それぞれに、実際に入社した留学生についてお話しました。
留学生が苦労しながらも、それを乗り越えて内定を勝ち取り、その後元気に活躍している様子を、駆け足ではありましたがお伝えしました。
(当日の講義の中でも留学生は匿名でご紹介しましたが、プライバシーの観点から、ネット上でのご紹介は控えさせていただきます)

留学生の就職支援は、留学生の気持ちや企業側の事情も複雑に絡み、私たち支援者にとっても苦労することは多いです。
しかし、夢を叶えて活躍している留学生を見ると、やはり自分たちの仕事には意味があると、希望が湧いてきます。
今回の研修会では、現場の先生方・職員の方々からの多くの意見・想いに接し、私たちASIA Linkメンバーも大変勉強になりました。
来年は、6月の開催を予定しています。
ぜひまた、多くの方にご参加いただけましたら幸いです。

どうもありがとうございました。

アンケートに書いてくださったご感想から

*大学・専門学校・日本語学校の教職員が集まる機会は初めてだった。留学生教育に関わる様々な方の視点で意見が聞けて有意義だった。
→同様の感想を多くいただきました。
「他校の取り組みを知り、本校の改善点が見えてきた」
「自校にいると職員同士の温度差もあり孤独になりがちだが、同じ思いでいる方がたくさんいることがわかり、勇気づけられた」 ⇒同感です。私も勇気づけられました!

*事例を交えた説明や、企業側の生の声を知ることができてよかった。
→同様の感想を多くいただきました。さらに、以下のようなご意見もいただきました。
「留学生と企業の間に起こるミスマッチについて、改めて理解できた」
「企業側の視点に立つ」ことの大切さに改めて気づかされた。漠然としていた考えが少し具体化できた」
「就職成功例の紹介をもっと聞きたかった」 ⇒次回はもっとお伝えできればと思います。
「個別・具体的支援のノウハウを学べたらさらに良かった」 ⇒社内でプログラムを練る課程で、面接やエントリーシートの指導・支援についてワークを行う案も検討しましたが、今回は情報共有に重きを置くプログラムとなりました。今後に向け、ぜひまたご意見いただけたら嬉しいです。
「文系学生のサポートについて、何かトピックがあったらよかった」 ⇒文系留学生ならではの悩みは大きな課題ですね。私たちにとっても課題なのですが、「できること」「やるべきこと」は確実にあります。そこも掘り下げていきたいと思います。

*参加型のワークがとても有意義だった
→同様の感想を多くいただきました。ワークの方法やタイムマネジメントについてもご意見がありました。
「ワークの一つ目と二つ目の方式を少し変化させたら、もっとアクティブな学びにつながるかなと思った」 ⇒アイディアありがとうございます!
「タイムマネジメントに関しては検討の余地あり」 ⇒ワークが予定の時間を超えてしまい、結果的に後半の講義を短縮することになり、参加の皆様にはご迷惑をおかけしました。ワークの内容・方法も含め、さらにブラッシュアップしていきたいと思います。

*連携の大切さを再確認できた ⇒ワークのなかでも、教員と職員の連携や、就職支援機関との連携、求人企業との連携などが多く話題に上がっていましたね。自分たちだけでできることは限られていますので、お互いに力を借り合うことが必要だと思います。
*具体的な連携とは?学校のキャリアセンターから、(留学生に)ASIA Linkを紹介してほしいという意図でいるのか、よくわからない。 ⇒ぜひ、キャリアセンターや留学生に関わる先生方には、ASIA Linkのような留学生専門の就職支援会社を利用していただきたいと思います。私たちのほかにも、誠実に留学生と向き合い、優良企業を紹介している就職支援会社はいくつかあります。私たちも、就職相談に来る留学生には、学校のキャリアセンターにも行くように、相談できる先生がいたらどんどん相談するように言っています。自分のところだけで抱え込まないことが大切だと思います。

*企業と教育機関との交流セミナーなどで、企業側の視点に触れたい。企業の生の声を直接聞きたい。
→同様の感想を多くいただきました。

ほかにもたくさんの貴重なご意見・ご感想をいただきました。次回に生かしていきたいと思います。
ありがとうございました!

(文責:(株)ASIA Link 代表 小野朋江)