【外国人留学生の本音】「本音」と「建前」の両面性は、気持ちが伝わりにくい

<東京経済大学4年・中国・女性・Cさん>
日本の企業ではいろいろなすぐれているところがあります。
例えば、職場でみんなまじめに働くこと、細かいことでも重視することなど、素晴らしいです。
しかし、外国人留学生にとって、一番心配なのは職場の人間関係です。
本音と建前という両面性を持っている日本人は、表面的にすごく優しいですが、本当の心の中が私たちにはよく見えません。そのため、国籍を超えて同じ目標・方向に進むことがなかなか難しいと感じます。
私たち外国人が、「本当に一緒に頑張りたい」「ともに成長したい」という気持ちを持っていても、日本人も同じ気持ちなのかどうかが、私たち外国人に伝わりにくいと感じています。

★ASIA Link小野から一言
日本人にとっても、人間関係構築の上で頭を悩ませることの多い、「本音と建前」の文化。
これをうまく使いこなせないと、「空気読めないヤツ」ということになりかねません。 続きを読む →

【外国人留学生の本音】就職試験は、英語で行ったほうがいい

<東京大学大学院2年・タイ・女性・Kさん>
日本企業の就職試験(SPIなど)は、日本人は合格できると思いますが、外国人を積極的に採用したいなら英語でも行ったほうがいいと思います。
日本語能力試験N1を持っていたとしても、日本語がネイティブではない留学生にとっては、どうしても不利です。
英語で受けられるようにしたほうが、外国人の実際のスキルが分かると思います。

★ASIA Link小野から一言
大手企業を中心に、SPIなどの適性検査が採用選考の初期段階で行われています。
基礎学力や論理的思考力を測る上で、一つの判断材料になるものだとは思いますが、留学生はこの適性検査に毎回苦しめられます。
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