就活日本語ワンポイントレッスン⑪

留学生のみなさん、こんにちは!ASIA Linkの小野(おの)です。

就活日本語ワンポイントレッスン。
今回のテーマは、
「あいづち」って何?

日本語の会話に、なくてはならないのが「あいづち」。
みなさんは、この「あいづち」を意識して使っていますか?

日本人が会話の中で、
「へえ~」「そうそう」「ほお~」「ええ」「ふ~ん」「ああ」「なるほど」・・・
としばしば使う、あれが「あいづち」です。

「あいづち」には、「あなたの話に興味がありますよ。私はこの会話に、積極的に参加していますよ。」というメッセージを話し手に伝える役割があります。
そして、聞き手が「あいづち」をうつことで、話し手は安心して話すことができます。

日本語の会話文の特徴は、この「あいづち」をうまく使いながら、話し手と聞き手が共同で文章を完成させていくことです。
以下の会話を見て下さい。「あいづち」が会話のエンジンの役割を果たしているのがわかりますか?

A「友人が、東京スカイツリーに行ったそうなんですけど、」
B「おお~」
A「夜だったから何も見えないかと心配したら、」
B「あ、もしかして?」
A「そう、夜景がね、」
B「なるほど~、きれいだろうなあ!」
A「そうそう、びっくりしたって」
B「うわ~、見たいですね~!」
A「ええと、じゃあ、今度・・・」
B「あ、行きますか?一緒に。」

みなさんも、「あいづち」を上手に使ってみてくださいね。